ロッテは今季初の3連勝を果たした。二木康太投手(21)が5安打1失点の完投で、チームトップの3勝目を挙げた。

 二木は9回2死まで三塁を踏ませなかった。自身初の完封までアウト1つとしたところで、T-岡田に右越えへソロを打たれた。だが、次の武田を右飛に抑えた。

 お立ち台では「いつもどおり、1人1人、全力で、ストライク先行でいこうと思いました。(抑えの)内さんも、中継ぎの方も使っていた。(3回に)2点もらった時に、絶対最後まで行こうと思いました」と話した。

 最大21あった借金が、18に減った。まだまだ多いが、8連敗した一時期よりも確実にチーム状況は上がっている。伊東監督は「負け込んでいるので、連勝しても安堵(あんど)はできない。今日の勝ちを明日につなげないと。みんなでまた、ひとつになって戦います」と話した。