日本ハム斎藤佑樹投手(28)が6回途中1失点の好投で、15年9月16日ロッテ戦(QVCマリン)以来2年ぶりとなる白星を挙げた。侍ジャパンの4番を務めたDeNA筒香を2打席凡退に打ち取るなど、ここ一番で勝負強さを発揮した。今季から背番号1となり背水の陣で臨むプロ7年目。巡ってきたチャンスを生かしてチームの連敗を3で止め、再起ののろしを上げた。

 ▼斎藤が15年9月16日ロッテ戦以来の白星を挙げた。交流戦では12年6月6日広島戦以来、5年ぶり2勝目になる。斎藤は今季から背番号1に変更したが、この日はDeNAの先発熊原も背番号1。プロ野球で背番号1の投手同士が先発で投げ合ったのは81年6月25日ロッテ-西武戦の愛甲と名取以来、36年ぶり。西武が10-6で勝利し、プロ初先発だった愛甲は1回1/3で6失点の敗戦投手。名取は2回1/3で降板し、勝敗はつかなかった。