好投を続けた西武先発の十亀剣投手(30)が、痛恨の1球を悔やんだ。

 同点で迎えた6回1死一、三塁のピンチから、ソフトバンク松田に対してカウント1-1からの3球目、112キロのカーブが真ん中に入った。

 左中間スタンドに運ばれる3ランで、勝ち越しを許した。

 6回106球を投げて5安打3奪三振で4失点で降板。「あの1球ですべてが無駄になってしまいました」と言った。