オリックス頓宮裕真内野手が、ソフトバンク松田宣浩内野手に“弟子入り”する。来年1月のグアム自主トレに5日間程度、参加する予定。

頓宮は「松田さんは打撃がスゴイので、いろいろ吸収したい」と意欲満々。松田宣は亜大の先輩にあたり、以前から面識はあった。頓宮が自分から連絡を入れ、参加を志願し実現した。

大学日本代表の4番捕手を務めた大砲と期待されたルーキーイヤーは、開幕戦に先発するなど主に三塁手で28試合に出場。だが慣れない内野守備に苦戦し、打撃でも打率1割9分8厘、3本塁打、10打点と力を発揮できなかった。5月初めに2軍落ち。その後は1、2軍を行き来して6月末に抹消されてからは2軍暮らしが続いた。シーズン途中から捕手に再挑戦し、来季は捕手として勝負をかける。今季も使っていたソフトバンク甲斐モデルのミットも新たに発注している。

5年連続全試合出場、36歳の今季も30本塁打したマッチこと松田宣は、プレミア12で侍ジャパンの世界一に貢献し、3年連続日本一のソフトバンクをけん引した。そんな“熱男”の打撃論などを直接学べる絶好の機会。2年目の飛躍につなげるべく、松田宣の一挙手一投足を目に焼き付ける。