神宮球場のアンツーカーがメジャー流に変わることが、2日までにわかった。

今年1月中旬に着工し、2月上旬には終わる予定。改修されるのは一、二、三塁の各アンツーカーとマウンド、ホームベース、一、三塁側それぞれのブルペンとなる。今までは赤土だったが、メジャーで主流となっている粘土質が強くて硬い材質になる。

以前からヤクルトと球場側で、マウンドの硬さなどについて意見交換していた。選手たちからの要望もあり、昨年途中からはチームが試合前練習で使うこともある神宮外苑のこぶし球場の一部で試験的に使用。実際に使用した選手をヒアリングし、変更に踏み切った。今回の工事を経て、さらにチームと話し合って硬さについて試行錯誤を続けていく予定で、球場関係者は「選手たちのどうあってほしいかなどの意見を聞きながら、黄金比を探っていきたい」と話した。