左ひざ手術からの復活を目指すオリックスの清原が29日、スカイマークスタジアムで、3月に現役を引退した桑田真澄氏を相手にフリー打撃を行い、最後のリハビリを終えた。31日には1軍の練習に合流する。
「KKコンビ」は38球のやりとりを楽しんだ。「1軍に行ける日が見えてきたら、最後は絶対に桑田に投げてもらって」と言う清原の思い。パイレーツのユニホームを着た桑田氏も「アマチュアのボールは投げたくない」と欠かさずトレーニングを続け、盟友の思いに応えた。
直接対決は20打数8安打4本塁打と清原に分がある。それでも、この日の柵越えは1本だけ。実戦から長く離れ、不安はぬぐえない。清原が最後の3球で真剣勝負を申し込むと、桑田氏は直球で3球三振を奪った。最後は真ん中高めの直球だった。
桑田氏は最後の1球に「日本シリーズで本塁打を打たれたボール」と、1994年の対決を思い出していたという。「しっかり決着はついた。人生でこんな素晴らしい対決はない。生涯最高の練習だった」と清原。その笑顔から、すっかり不安の色は消えていた。(共同)



