<ヤクルト7-5阪神>◇3日◇神宮

 5-0の7回から継投策に出た阪神だが、自慢のリリーフ陣がまさかの7失点炎上。2番手久保田がいきなり3連打を浴び、1死満塁から登板した3番手ウィリアムスも2安打を許して1点差まで詰め寄られた。アッチソンが何とかこの回のピンチを断ったが、続く8回1死満塁で藤川をやむなく投入。川本への2球目は高めに抜ける暴投となり同点。3球目に2点適時打を浴び万策尽きた。「(暴投は)勝負に行っての結果。しょうがない。終わったことやから。また明日です」。藤川は必死に前を向いたが、巨人に再び並ばれマジックは7度目の消滅となった。