今季限りで現役引退を発表していたヤクルト城石憲之内野手(36)が2日、ファンへ向けて「よそのチームから来たのに、スワローズの一員として温かく迎えてくれ、長い間応援してくれてありがとうございました」とコメントした。

 春日部共栄高3年時に主将として春夏連続甲子園出場。その後、青学大進学も1年時に中退。3年間のフリーター生活を送った後、94年ドラフト5位で日本ハムへ入団という異色の経歴を持つ。98年開幕直後にトレードでヤクルトへ移籍。05年から4年間選手会長も務めるなど、チームを支えた。今季は腰痛や右ひじ負傷などから1軍での出場機会はなく、引退を決意した。

 通算816試合出場、打率2割3分3厘、25本塁打、133打点。183センチ、82キロ。右投げ右打ち。夫人はテレビ東京の大橋未歩アナウンサー。

 [2009年10月2日18時54分]ソーシャルブックマーク