<ヤクルト5-3巨人>◇12日◇神宮

 ヤクルト城石憲之内野手(36)と花田真人投手(31)が、今季最終戦で引退試合を行った。花田は7回から登板して、脇谷を二ゴロに仕留めて降板。城石は8回1死から代打で登場し中越えの二塁打を放ってチームの逆転勝利に貢献した。

 試合後のセレモニーでは、花田が「夢だったプロ野球選手になって10年間。一生の宝物になりました。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べると、夫人の大橋未歩さん(テレビ東京アナウンサー)から花束を贈られた元選手会長・城石も「最高の野球人生でした。スワローズファンのみなさん、本当に長い間ご声援ありがとうございました」とあいさつした。ファンの惜しみない声援に応えながら、場内を1周して最後の別れを告げた。

 [2009年10月12日22時14分]ソーシャルブックマーク