プロ野球の審判員会議が25日、東京都内で開かれ、国際大会への出場機会増加などの理由から、今季から球審のボールカウントのコールを従来とは逆にしてボール、ストライクの順にすることを決めた。2月のキャンプから12球団に周知し、徹底を図る。

 日本野球機構の井野修審判部長は「プロでも徹底してやっていこうとなった。国際大会にプロが出場する機会が増えたため」と変更の理由を話した。

 日本では「1ストライク、2ボール」のようにストライク、ボールの順でコールするのが一般的だが、米大リーグや国際野球連盟(IBAF)主催の大会など国際的にはボール、ストライクの順が主流。国内では日本高校野球連盟が1997年の選抜大会から、ボールを先にしてカウントをコールしている。大学と社会人については、ストライクからとなっている。

 [2010年1月25日20時59分]ソーシャルブックマーク