<西武5-8日本ハム>◇17日◇西武ドーム

 日本ハム・ダルビッシュ有投手(23)が、開幕戦から続く2ケタ奪三振記録を5試合連続に伸ばした。2回に4安打を集中され、押し出し1つを含む3四球と乱れて5失点したが、それ以外の6イニングは無失点。その2回を除き、毎回の10三振を奪った。稲葉篤紀外野手(37)の逆転満塁弾など打線の援護にも恵まれて7回、今季最多の148球を投げ切った。「2回裏にはどうなるのかと思いましたが、自分が一番自信を持っているのは、試合中に投球フォームを変えられること。そこから修正して投げることができました。打線にも勇気づけられてそれに乗っていくことができました」。降板後は、チームの勝利を祈り、ベンチで声援していた。

 [2010年4月17日20時29分]ソーシャルブックマーク