<オリックス4-6西武>◇24日◇京セラドーム大阪

 西武が粘るオリックスの追撃をかわして逃げ切った。同点の4回に3連打で無死満塁とすると、浅村が押し出し四球を選んで勝ち越し。さらに上本の中前適時打などでこの回4点を奪った。5点リードの6回に3点を奪われて2点差に迫られたが、その後は継投でかわした。なかでも、8回無死一、二塁のピンチに登板して無失点でしのいだ藤田の好投が光った。

 渡辺久信監督(44)は「タイヨウ(藤田)は気持ちの入ったピッチングをしてくれた。打つ方にしてもみんなでカバーし合って、いいチームプレーだったね」とチーム一丸となっての勝利を喜んだ。

 [2010年4月24日20時29分]ソーシャルブックマーク