<西武3-0オリックス>◇2日◇西武ドーム

 オリックス岡田彰布監督(52)は初回が勝負の分かれ目だったと振り返った。1死満塁の先制チャンスでT-岡田外野手(22)、北川博敏内野手(38)が連続で空振り三振。主導権を握り損なうと、5回まで無失点だった木佐貫洋投手(30)が6回に3失点と西武打線につかまった。流れを逃した打線は最後まで反発できず、今季7度目の完封負けとなった。

 「序盤ちゅうか、初回で終わりやん。流れ?

 それが野球やん。何回も言うてるし、同じ事書いてもしゃあないやろ、お前らも。いつも同じことの繰り返しや」

 2試合連続で先制され、あっさり連敗。これでクライマックスシリーズに進出できる3位とは5・5ゲーム差に広がった。

 [2010年9月2日22時43分]ソーシャルブックマーク