日本ハムにドラフト1位で入団した斎藤佑樹投手(22=早大)が12日、千葉県鎌ケ谷市の2軍球場で始まった新人合同自主トレでプロとしての第一歩を踏み出した。斎藤佑手は「初日ということで気持ち良かった」と明るい表情で話した。

 午前10時すぎに少し冷え込んだ青空の下で練習がスタート。ランニング、軽いキャッチボールを行った後にノックを受けた。11日に入寮した際には「不安の方が大きい」と話していたが、「体を動かした分、やるぞという気持ちになった」と笑顔をのぞかせた。

 練習を見守った梨田昌孝監督は「走りに力強さがある。今は準備段階。慌てることはない。しっかり体づくりをしてくれれば」と目を細めた。

 注目度が高いことから、球団は新人合同自主トレでは初めて内野席を無料開放した。球場関係者によると、練習開始の時点で駐車場は満車となり、約2500人のファンが詰め掛けた。

 [2011年1月12日13時34分]ソーシャルブックマーク