今年5年目の大嶺祐太投手(22)が、キャンプ初の実戦形式となるシート打撃に登板した。打者7人に対し3安打2四球。降板後はブルペンへ直行し、フォームを確認するように52球を投げた。「強いボールでストライクが入らなかった。同じリズムで投げられるようにしたいが、難しい」と焦りの表情を見せた。プロ入り5年目で先発ローテ入りが期待されている。同い年の日本ハム斎藤を引き合いに出し、「佑ちゃんはマイペースでやっているみたいだけど、僕はそんな暇ないです」と、次回登板へ巻き返しを誓った。

 [2011年2月12日18時1分]ソーシャルブックマーク