巨人セス・グライシンガー投手(35)が13日、今キャンプ初めてフリー打撃に登板し、復活への兆しを見せた。加治前、橋本、大田を相手に38球を投げ、安打性の打球は2本。見逃しストライクが8つで、抜群の制球力を見せた。「最初としては良かった。低めに投げることに集中したが、それができて良かった」と満足そうに振り返った。昨季は右ひじ痛に悩まされ、未勝利でシーズン終了。雪辱に燃える右腕が、好スタートを切った。

 [2011年2月13日17時21分]ソーシャルブックマーク