4月12日のシーズン開幕決定を受け、楽天は今後、原則神戸を拠点とし調整を進める。17日はナゴヤ球場を借り全体練習。雪の舞う中約3時間、連日のフルメニューを消化した。18日から中日と3連戦が組まれていたが、20日についてキャンセルを申し出た。希望する関係者数名を仙台へ帰すことを認めた。チームは関西方面での練習を計画している。

 星野仙一監督(64)は東日本大地震発生直後から、被災者を憂慮している。「我々の苦労なんて、ちっぽけなものだ。寒い、大変だ、宿がばらばらだ、などと言えない立場だ。雪が降って、もっと苦しい思いをしている方がたくさんいるんだ」と思いやっていた。