<ロッテ0-2横浜>◇20日◇QVCマリン

 横浜のルーキー須田幸太投手(24)が、6回途中無失点と好投し、チームに今季初のゼロ封勝ちを呼び込んだ。「下から伸びていく直球がよかった」と振り返った球を軸に、5回までに許した安打は2本。6回に3四死球で1死満塁のピンチを招きマウンドを降りたが、あとを受けた大原慎が併殺打でしのぎ、無失点で切り抜けた。その後は牛田、江尻とつなぎ、最後は守護神山口が締めて、連敗は6でストップ。

 先発5試合目で手応えをつかんだ右腕は、「6回を除いては5試合目にして、やっと自分のピッチングが出来ました。6回は先頭打者を出さないでおこうとするあまり、腕が振れなくなってしまいました。今後の課題として、また次に頑張りたい」と、力を込めた。