近大出身の横浜藤田一也内野手(28)が30日、母校でレギュラー奪取を誓った。チームは31日のオリックス戦を前に、奈良・生駒市内の近大グラウンドで投手陣の指名練習。京セラドームがイベントで使用できないため借用したが、「オフに来れなかったので」と野手でただ1人参加した。練習前には、恩師である榎本保監督にあいさつ。「懐かしかったです。(監督には)頑張れよ、と言ってもらいました。来たらいつもハッパをかけられます」と笑顔を見せた。

 今季の先発出場はここまで4試合。代打、守備要員としての起用が続くが、「レギュラーをとらないといけない。ここに来て、あらためて気持ちの整理ができた感じです」と久しぶりの母校で決意を新たにしていた。