<ロッテ3-2オリックス>◇26日◇QVCマリン

 ロッテのプロ9年目、金沢岳捕手(27)が両チーム無得点の7回1死満塁で代打で登場。「結果が出ていないのに、使ってもらった」と意気に感じ、均衡を破る犠飛を中堅に放った。

 金森栄治打撃コーチ(54)の軸回転で打つ理論を学び、シーズン中にもかかわらず打撃フォームを大きく変えたばかり。打率は1割に満たないが、連日の早出特打をこなしていく中で「形になってきた。とにかく、コンパクトに振ることを意識している」と話す。この日は、アルフレッド・フィガロ投手(26)の151キロの高め直球に振り負けなかった。