<ヤクルト3-1横浜>◇19日◇神宮

 横浜国吉佑樹投手(19)のプロ初勝利が遠い。4度目の先発は自己最多の112球を投じたが、粘りのヤクルト打線にファウルでカットされる場面が目立ち、3回までに79球を要す消耗戦。5回を5安打2四球で1失点ながら、球数が多く同点で降板した。育成枠出身の高卒2年目で、8月29日に1軍初マウンドに立ったばかり。米国人の祖父を持つ195センチの大型右腕は、「今日は調子が悪かったです。フォームがしっくりいかなく、修正するのに時間がかかってしまいました。次の登板までにきっちりと修正したい」と話した。