<阪神1-2ソフトバンク>◇10日◇甲子園

 阪神先発ランディ・メッセンジャー投手(30)の力投は実らなかった。2回1死三塁でペーニャに中前へ先制適時打を許すと、5回は無死一塁でバスターを試みた細川の打球が左翼フェンスを直撃し、その間に1点を失った。150キロ前後の直球とカーブを駆使して試合を作ったが、打線の援護に恵まれず、8回2失点の好投でも今季5敗目を喫した。「調子はすごく良かった。ゾーンを一貫して攻められたかな」。悪循環を断ち切れず、チームは連敗した。