中日守護神の岩瀬仁紀投手(37)が8日、確定した2年ぶり5度目のセーブ王をかみしめた。CSへ向け、川上や中田賢、ソーサらとナゴヤドームでの練習に参加。ヤクルト・バーネットと並ぶ33セーブで獲得したタイトルについて「取れたのは良かったですね。でも今年は途中でリタイアして、年間を通じて仕事ができなかった悔しさもある。来年は1年間、しっかりやりたい」と複雑な思いをのぞかせた。今季は04年のストッパー定着後、不振では初の2軍落ちも経験。タイトル獲得にも満足せず、CS突破と来季の雪辱に闘志を燃やしていた。