<パCSファーストステージ:西武2-3ソフトバンク>◇第3戦◇15日◇西武ドーム

 ソフトバンクの4番ウィリー・モー・ペーニャ外野手(30)の今CS初安打が、貴重な先制2点適時二塁打となった。4回1死一、二塁、1ボールから西武2番手十亀の内角に甘く入った141キロ直球をたたくと、弾丸ライナーで左翼手熊代のグラブの上を抜けていった。「この試合は勝つか負けるか結果がすべて。タイムリーを打てても、戦っている最中の今はコメントすることはない」と表情を緩めなかった。3試合10打席目で、ようやく4番が目覚めた。