<パCSファイナルステージ:日本ハム3-2ソフトバンク>◇第1戦◇17日◇札幌ドーム

 ソフトバンク先発の陽耀勲投手(29)が痛恨の被弾にマウンドで立ち尽くした。6回まで1安打無失点、打者18人で片付ける完璧な投球。しかし、2-0の7回、先頭打者で実弟の陽岱鋼に中前打されると、1死二塁から糸井に同点2ランを浴びて無念の降板となった。「調子がいいと実感していたそ、6回まで結果も良かったので残念。弟に先頭出塁されてちょっとリズムが狂った」と話した。