ヤクルト館山昌平投手(31)が左打ちに挑戦する意向を示した。5日、契約更改のために訪れた都内の球団事務所で「血行障害の影響で、右だと痛い。バントができればいいので、左打ちを試してみようかなと思ってます」と話した。

 6日には肘と指の再検査を受けるがその結果しだいで取り組む考え。「ただ2005年の秋季キャンプで、左打ちをしていたら右肘を神経脱臼したことがあった。手術をして2006年の開幕に出遅れることにもなったので、慎重にやりたい」と話した。

 来季は4年契約の2年目。球団との信頼関係のためにも、絶対にケガで離脱できないだけに「話題づくりではないですよ」と口ぶりも慎重だった。