DeNA国吉佑樹投手(21)が沖縄・宜野湾キャンプの3日、フリー打撃に登板した。

 ルーキー白崎と筒香を相手に43球。筒香の本塁打を含む安打性の打球が10本と打たれたが、「今日は打者が立った状態でも投げ急がず、軸足にしっかり重心を残すことをテーマに投げました。(ブルペンでの連投で)肩に張りはあったけど、悪いなりに課題が分かりました」と収穫を口にした。

 7、8割の力ながら、最速は142キロをマーク。友利投手コーチは「この時期はまずはしっかり腕を振ることが大事。よくなってきたな、と伝わる投球だった。全てにおいて去年より別人の状態だから、1カ月たって、どのレベルまでいけるかだね」と、今後の成長に期待を込めた。