<巨人3-2広島>◇31日◇東京ドーム

 広島前田健太投手(24)と、巨人内海哲也投手(30)の、侍対決は痛み分けに終わった。

 前田健は4年連続の開幕投手を回避し、3戦目のこの日が初登板。6回までは2安打の好投を見せていたが、7回先頭の坂本に甘いスライダーを右中間スタンドへ運ばれ、同点ソロとされた。

 内海とともに8回1失点で降板し、勝ち負けはつかなかった。「(接戦になる)覚悟はしていましたし、その通りの試合になった。先制してもらったので、1-0で行くしかなかった」と、同い年で日本代表でチームメートだった坂本への失投を悔やんだ。