自慢の攻撃陣が初戦から火を噴くか、並々ならぬ思いを持って臨む初の聖地で甲子園初勝利なるか。3年ぶり5度目の立命館宇治(京都)と初出場の有明(熊本)が対戦する。

立命館宇治は今春の近畿大会でベスト4入り。京都大会では6試合54得点と高い得点力を発揮した。2年生ながら主将を務める江原雅登捕手は地方大会ではチームトップの8打点をたたき出し、打率3割8分1厘をマーク。3番に座ることが多い江原の前にいかに走者をためるかが勝負のカギになりそうだ。

一方で、初出場の有明は熊本地震で被災した県民に勝利を届ける。創部30年目で春夏通じて初の甲子園切符を手にした原動力は、エース斉藤遼汰郎投手(3年)と工修哉投手(3年)の共に左の二枚看板が機能したから。工が先発し、斉藤が継投する戦略が初の甲子園でも効果的に作用すればおのずと勝利に近づくに違いない。7月28日に熊本県を襲った大地震は、今もなお県内に大きな被害をもたらしている。故郷で懸命に生きる人たちに届く全力プレーを期待したい。

【甲子園出場校一覧】横浜、沖縄尚学、横手、八王子実践、拓大紅陵、東筑ほか/学校メモ付き