<中日4-2日本ハム>◇15日◇ナゴヤドーム

 日本ハム吉川光夫投手(25)は、アクシデントに耐えながらの投球も5回途中で無念の降板となった。

 3回、吉川の体に異変が起きた。2死一塁で中日ルナに初球を投じた直後だった。左足を手で押さえ、苦痛の表情を浮かべた。慌てて黒木投手コーチらがマウンドに駆け寄ったが、立つこともままならず、マウンドにあおむけで倒れ込んだ。左足をつったもようで、トレーナーに背負われて一時ベンチへ下がった。治療後に再びマウンドへ戻ったが、影響は否めず連打を浴びて失点。その後も続投したが、5回にクラークに4号2ランを打たれたところで交代となった。

 連敗ストップへ強い決意を持った登板だったが不本意な結果に終わり「チームの流れを変えるピッチングをしようとマウンドに上がりましたが、気持ちに結果が伴わず、申し訳なく思います」とコメントした。