<ロッテ2-6ソフトバンク>◇15日◇QVCマリン

 ロッテ・ディッキー・ゴンザレス投手(34)が、3回1死一塁、内川に頭部死球を当てて、危険球退場となった。完全なすっぽ抜けが頭部に直撃。牧田球審から退場を宣告されると、マウンドで両手を広げ「なぜ?」のポーズ。同球審は場内マイクで「危険球と判断し、退場とします。以後、この試合は警告試合とします」と話した。

 ゴンザレスは「久しぶりのマウンドだったけど、今日は感じよく入ることができたよ。自分自身、しっかり低目に意識して集める事はできていた。あの1球以外は良かっただけに、ああいう形でマウンドを降りてしまい、残念。あの1球がなければ、今日の感じで投げていれば勝てるチャンスがあったと思う。当ててしまったのは申し訳ないが、本当に残念な1球になってしまった。今はチームの勝利を祈っているよ」とコメントした。