巨人は13日、野間口貴彦投手(30)が右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術を受けると発表した。

 患部の痛みのため、5月29日のイースタン・リーグ西武戦(ジャイアンツ)を最後に公式戦から遠ざかっていた。復帰を目指して調整してきたが、状態が回復しなかったため、手術を決めた。

 手術は今月21日、都内の病院で行われる。術後1週間ほどで退院し、来季の登板を目標にリハビリを行う。

 野間口は球団を通し「手術をせずにマウンドに立とう、とここまで取り組んできましたが、肘の状態が思うように回復しなかったため決断しました。いつも温かい声援を送ってくれるファンはもちろん、陰で支えてくれる家族や、手術を受け入れてくれた球団には感謝しています。元気な姿を見せられるよう、1日も早い復帰を目指しリハビリに励みます」とコメントした。