日本野球機構(NPB)は17日、12球団の代表者による臨時理事会を開き、プロ野球の統一球問題を調査した第三者委員会から16日に受け取った追加報告について協議し、21日の臨時オーナー会議に提出する対応策をまとめた。詳細は明らかにされなかった。関係者への処分は同会議後に公表される見込み。

 12球団は第三者委から9月27日に受けた最終報告に疑問点があったため、追加調査を要請していた。井原敦事務局次長は「第三者委の活動はこれで終了した。オーナー会議で方向性や指示が出るのでそこで一つの区切り」と話した。

 また、ポスティングシステム(入札制度)の見直しについても話し合われ、米大リーグ機構(MLB)の提案への返答として複数の案をまとめた。10月末までの合意を目指して交渉を続ける。