広島栗原健太内野手(31)が29日、マツダスタジアム内の球団事務所で残留交渉を行った。

 球団からは、来季も戦力として期待していると伝えられたが、栗原は答えを保留。出場機会を求めてFA権の行使も視野に入れていることを明かした。今季は打撃不振で5月に2軍落ちし、わずか24試合の出場に終わった。来季も残留決定的な助っ人キラら一塁手のライバルは多く、レギュラー復帰の道は険しい。栗原は「残っても出ても勝負をかけないといけない立場。難しいが何らかの答えを出さないといけない」と話した。しばらくはトレーニングしながら頭を悩ませる日々となりそうだ。