阪神和田豊監督(51)が驚いた。16日の練習試合LG戦(安芸)は13安打10得点、4投手による無失点リレーで完勝。

 「3番三塁」で2安打した今成亮太捕手(26)、先制本塁打を含む2安打2打点の「4番指名打者」新井良太内野手(30)に「ダブルリョウタがね。このサードのポジション争いが、おもしろいね。タイプが違うだけに」と目を細めた。

 中でも喜んだのが、若手野手の活躍だった。7回は2年目西田の中前打とルーキー緒方の右翼線二塁打でチャンスメーク。1死二、三塁で同じくルーキーの北條が左前2点適時打を放った。「西田や北條、緒方がね。今まで見る機会があまりなかったけど、練習と実戦で違うものを見せてくれる。もうちょっと見てみたい、となるね」と期待を寄せていた。