巨人の臨時コーチとしてキャンプに参加している松井秀喜氏が6日、恒例となった打撃投手を務め、村田修一内野手(33)に152球を投げた。

 昨季途中から4番を打った村田を、松井氏は「逆方向にもいい打球を打てる。素晴らしい」と絶賛した。

 長く背負った「巨人の4番」という立場を、松井氏は「常に何をしないといけないか意識していた。それが4番を打つ人の宿命」と振り返る。

 狙い球の徹底など、打席に立つ時の心構えを松井氏から聞いた村田は「その背中を追い掛けながらやっていければ」と口にした。