巨人ドラフト4位の奥村展征内野手(18)が1日、山形市内で行われた日大山形高の卒業式に出席した。

 昨夏甲子園では主将として山形県勢初の4強入りを果たしたチームをけん引。「日大山形の看板を背負って戦った3年間は宝物。負けた試合もあるし、完璧とはいかないけど、やり残したことはありません」と晴れやかな表情で高校生活を振り返った。2月21日の2軍戦では“プロ初安打”もマークし「1年目の目標は1軍で初ヒットを打つことです」と力強く決意表明。同級生や保護者からサイン攻めにあう中、浮かれる様子もなく川崎市内のジャイアンツ寮へと引き揚げた。