<イースタン・リーグ:ヤクルト5-6楽天>◇10日◇戸田

 楽天松井裕樹投手(18)が6回から2番手で登板した。プロ入り後、公式戦では初の中継ぎ起用だったが、落ち着いたマウンドさばきを見せた。

 最速144キロの直球とチェンジアップを組み合わせ、2回1/3を投げ3安打2四球3奪三振1失点だった。当初は3イニングの予定だったが8回に1死を取った直後に、突然降板。右の背中に張りが出たためで酒井2軍投手コーチは「気になる動きをしていたので、交代させました。本人はいけますと言っていましたが、次投げられなくなるの方がよくない」と説明した。

 松井裕は登板後、「背中は全然いけたんですけど、短い間隔で投げなければいけないので交代しました」と支障がないことを強調していた。