<ウエスタン・リーグ中日4-6広島>◇27日◇ナゴヤ球場

 右肘関節内側の側副靱帯(じんたい)損傷からの再起を期す中日浅尾拓也投手(29)が8回から登板し、1イニングを1安打無失点だった。

 先頭鈴木誠のバットを143キロ直球でへし折り三ゴロ。続く土生にはこの日最速144キロをセンター前に運ばれたが、鈴木将を131キロフォークで空振り三振。最後は迎を一飛に仕留めた。

 浅尾は実戦復帰後、5試合目の登板について「試合に投げられることが肘、肩の調子を表している。調子は上がることもあるけど、落ちることもある。その波を減らしたい。フォークはちょっと前からつかんできた。あとはストレートですね」と話した。