4月に右手有鉤(ゆうこう)骨鉤を骨折してリハビリ中のヤクルト小川泰弘投手(24)が5日、復帰後2度目の実戦登板を果たした。

 埼玉・戸田球場で行われた2軍対フューチャーズ戦に先発。5回を3安打無失点に抑え、最速は147キロを計測した。小川は「初回、2回はちょっとタイミングが合わずにボールが浮いていたけど、3回以降は合ってきて低めに投球ができた。走者を出したけど、慌てずに打たせられたのも良かった」と振り返った。

 今後については「明日の体の状態を見て(首脳陣と)話をして、よければ来週にも上(1軍)で投げると思います」と話した。