<オリックス1-8西武>◇6日◇京セラドーム大阪

 オリックスのウィリー・モー・ペーニャ外野手(32=ソフトバンク)が死球に激怒した。

 3点を追う4回裏無死二塁で、西武十亀の投球を左上腕に受けた。何かを叫びながら、鬼の形相でマウンドに歩み寄った。

 周囲の制止で乱闘騒動には発展しなかったが、両軍ナインがベンチから飛び出し、一触即発の雰囲気になった。「当てられたことで、ひとつ間違えたら、大けがになる。やるなよ、という気持ちを表した。乱闘する気はない」。試合後は冷静に振り返った。