<中日8-6広島>◇13日◇ナゴヤドーム

 広島野村謙二郎監督(47)が屈辱的敗戦に、今季78試合目で初の“取材拒否”に出た。

 4点を先制しながら投手陣が打ち込まれて逆転負け。敗戦後は普段とは違って報道陣の前に姿を見せず、バスに乗り込む際に「話すことなし」とだけ口を開いた。

 4回をもたずに降板した先発野村をはじめ、登板した全5投手が失点。打線が15安打で6点を奪っても勝てず、阪神に抜かれての3位転落に抑えられない怒りを態度で示した形だ。