ソフトバンクからヤクルトへトレード移籍の決まった新垣渚投手(34)と山中浩史投手(28)が20日、ヤフオクドームの1軍練習を訪れ、秋山監督やコーチ、チームメートにお礼と別れのあいさつを行った。

 新垣は「12年間このチームでやって、福岡という土地で生活し、いい思い出がある。離れるのはつらい」と素直に打ち明け、「野球人として頑張るには、1軍で投げ続けるのが一番」と前向きにチャンスととらえた。2年目の山中も「どんな時も背中を押してくれたホークスファンに感謝しています。応援のおかげで成長できた。どこに行っても自分のスタイルを崩さず、自分を出したい」と語った。

 その後、2軍のいる雁の巣球場でもあいさつし、最後は仲間たちによる胴上げで送り出された。

 またヤクルトからソフトバンクへトレード移籍する川島慶三内野手(30)と日高亮投手(24)の背番号はそれぞれ「35」と「40」に決まり、22日ヤフオクドームで入団会見に臨む。