ヤクルトは神宮球場で22日、ソフトバンクからのトレード移籍が発表されていた新垣渚投手(34)と山中浩史投手(28)の入団会見を行った。2人ともスーツ姿で登場。やや硬い表情ながらも、新天地での意気込みを力強く語った。

 会見後すぐにグラウンドに向かい、練習を見守っていた小川淳司監督(56)にあいさつした。「自分たちの力を発揮してくれれば戦力になると思うので、とにかく頑張って下さい」と期待を込めたエールを送られ、笑顔を見せた。

 背番号は新垣が「45」で、山中が「68」。それぞれの抱負は、以下の通り。

 新垣「やっと今日からヤクルトスワローズの一員になれたんだなという思い。このチームに来られたことをものすごいチャンスだと思って、チームの勝利に1つでも多く貢献できるように。期待してもらっている以上、やらないといけないし、そのつもりで来ました。失うものはないし、思い切りやって結果がついてくるように頑張るだけです」。

 山中「実績のない自分を取っていただいた球団に感謝して、意気に感じて、勝利に貢献したい。どこにいってもスタイルは崩さず、打者の間合いで打たせない、嫌がられるような投手になりたい。(東京生活に向け)空港に降りてからすぐ渋滞があった。遅刻しないように時間に余裕を持って行動したい(笑い)」。