<オリックス4-3日本ハム>◇22日◇京セラドーム大阪

 球宴で日本人最速の162キロをマークした日本ハム大谷翔平投手(20)が好機に代打で登場し、試合を振り出しに戻した。

 2点を追う7回1死一、二塁の場面で打席へ。オリックスのセットアッパー岸田と対戦。カウント2-2からの5球目、やや外寄り低めの143キロ直球を逆らわずに左中間へ運ぶ2点適時二塁打を放った。「追い込まれていたので何とか食らいついていこうと思っていました。フォークを拾える準備をしながら待っていて、意識はセンターにあったんですが、思いのほか真っすぐをうまく打てました」と振り返った。

 代打では5月10日オリックス戦(ほっともっと神戸)以来5打席ぶり3安打目。9打席目にして今季初適時打となった。