<広島1-3中日>◇29日◇マツダスタジアム

 広島中田廉投手(24)が痛恨の勝ち越し弾を浴び、4敗目(7勝)を喫した。同点の延長10回表から登板。1死二塁、137キロのシュートが真ん中に入り、伏兵の6番松井佑に勝ち越しの左越え2ランを献上した。

 2戦連続失点となり、「毎回使っていただいて、同じことの繰り返し。僕が痛いというレベルじゃない。みんなが痛いと思っている。僕の実力不足。悔しい悔しいと言っていてもどうしようもない。結果を出して取り返さないといけない」と必死で前を向いた。