<阪神5-4ヤクルト>◇30日◇甲子園

 阪神マウロ・ゴメス内野手(29)が復帰即タイムリーで逆転劇の口火を切った。

 前日29日は発熱の影響で今季初めて欠場。一夜明け「4番一塁」の定位置に座ると、2点リードされた1回1死一、二塁で左翼線に適時二塁打を放った。まだ微熱があるというが「自分は最初からベストを尽くそうと思っている」。試合前練習ではブランクを心配する声を聞き、和田監督が「1日ぐらいでブランクあるか。逆に休んで元気になるんじゃないか」と期待を込めていた。指揮官の予想通りとなる活躍で、4連敗阻止に貢献した。