中日12年ドラフト7位の若松駿太投手(19)が1軍登板を待ちわびた。

 昨秋キャンプ中の紅白戦で好投し、谷繁兼任監督から第1号の監督賞をもらった期待の右腕。今季は4月10日のヤクルト戦でプロ初先発したが4回3失点で2軍に落ち、8月30日にようやく再昇格した。この日はナゴヤドームで汗を流し、表情を引き締めた。「ファームでは結果を求めて投げ続けて、やっとチャンスがきました。状態は上がってきています。先発の調子が良くないので、いつ投げてもいいようにしっかり準備しています」。まだ出番はないが、待機する中継ぎで進化を見せる意気込みだ。