<中日6-0阪神>◇5日◇ナゴヤドーム

 中日ナインは「昌さんのために」で結束していた。藤井の2点先制打に続き、6回には無死満塁で代打小笠原道大内野手(40)が右前適時打。

 「昌さんのためにも1点でも多い方がいい」と気迫の一撃で3点目を入れた。その後代打で登場した谷繁兼任監督が押し出し四球を選び、7回も森野と藤井が適時打。リードを6点に広げた。今季初の4安打を放った荒木雅博内野手(36)は、「昌さんが最年長で投げるので、みんな勝ちをつけたかったと思う。勝ててよかった」と会心の笑顔だった。