広島横山竜士投手(38)が21日、マツダスタジアム内で会見を行い、今季限りでの引退を発表した。

 94年に福井商からドラフト5位で広島に入団し、20年間カープ一筋。プロ3年目の97年に1軍に昇格し、自己最多の10勝をマークした。また10年は救援投手で11セーブを挙げた。

 引退を決めた理由については「体がついてこなくなったということが最大の理由です」と説明。「まっすぐで勝負できる投手。三振を取れる投手を目指してやってきました。最近までそういう投手になりたいと思って、やっていました」と直球への強いこだわりを引退会見でも明かした。今後については「ゆっくり考えていきたい」と語るにとどめた。